物語（正直の花）

二千二百五十二年前、中国の東の地方の王子様が皇帝になる為に、結婚しなければなりませんでした。多くの王宮の女性たちや女帝になりたがっている女性たちが結婚したいと思いました。翌日、王子様は、特別な祭典で彼女たちを競争させると発表しました。王宮で働いてる年のとった女性は、それを聞き、少し悲しくなりました。なぜなら、彼女の娘が王様を心から愛してるのを知っていたからです。彼女が家へ帰ると、娘も祭典に参加すると聞いて驚きました。『ええ？参加してどうするの？祭典には奇麗で金持ちな女性しか参加しないから、忘れなさい。悲しいのは分かっているけど、馬鹿な事をしてはいけない。』
しかし、娘は答えた。『悲しくはありません。そして、馬鹿な事をしているのでもありません．王子様と結婚するのは無理だと分かっています。しかし、今回は王子様に近付けるチャンスなのです。それだけで幸せになるから行くのです。』
夜、彼女は宮殿に行きました。実際、きれいな女性たちがきれいなドレスを着て高価な宝石で着飾っていました。間もなく、、王子様が話し始めました。
『それぞれに種を預けます。６ヶ月以内に最も奇麗な花を私に持ってきた女性と結婚し、彼女は中国の女帝になります。』
植木の世話をするのは中国の伝統でした。時は流れていきました。植木の事があまり分からない彼女は自分の種を優しく世話をしました。なぜなら、花の奇麗さは愛情による物だと知っていたからでした。三ヶ月経っても何も芽が出ませんでした。何をしてもだめでした。
結局、６ヶ月後も、花は咲きませんでした。
『自分はがんばったんだ』といって母親にそのまま種を宮殿に持っていくと言いました。
彼女はただ王子様のそばにいたかったからです。王子が待ち合わせた日に女性たち全員が
そろいました。
彼女たちの花はすごく奇麗でさまざまな種類本当に奇麗な花でした。
彼女の花のみがはえなかったのです。ついに全員が待っていた時が来ました。
王子様は一人一人注意深くみました。全員を見終わった後、花が咲かなかったあの素敵な
彼女と結婚すると発表しました。人々は驚き、様々な反応をしました。なぜ彼女なのかは誰も理解できませんでした。王子様は言いました。
『彼女のみが種の世話をしました。だからこそ女帝になるのです。正直な花でした。私が全員に預けた種は全て不毛だったからです。』

勝つ為に嘘をつかなければならないのならば、負けなさい。そうすれば勝利者になります。